
Ennui / Abandoned – キット・セバスチャン(Kit Sebastian)
『Ennui / Abandoned』は、2020年(令和2年)11月27日に発売された、ロンドン・フランスを拠点に活動している男女デュオ「キット・セバスチャン(Kit Sebastian)」の1st(1枚目の)シングルです。
Ennui / Abandoned – キット・セバスチャン(Kit Sebastian)のデータ
INFORMATION | |
曲名 | ①Ennui ②Abandoned |
発売日 | 2020年(令和2年)11月27日 |
作詞作曲 | ①②エミー・メルヴェ・エルデム(Emine Merve Erdem) とキット・セバスチャン・エリオット・マーティン(Kit Sebastian Elliot ) |
Ennuiの解説
キット・セバスチャン(Kit Sebastian)の1st(1枚目の)シングル「Ennui」は、ジャズ・ピアニストであるエロル・ガーナー(Erroll Garner)の曲を演奏したあとに作られました。
合唱団のコーラスは、転調するために用いられましたが結局そのパートはくり返されることになりました。
歌のテーマは、イタリアの小説家である「アルベルト・モラヴィア(Alberto Moravia)」の『La noia(邦題:倦怠)』に由来し、倦怠=退屈について、その定義を「退屈は現実との接触を確立するのは不可能」と考え、詞が展開されています。
この曲は4分の1テープで録音されています。
Abandonedの解説
「Abandoned」は、女性ボーカルのメルヴェ・エルデム(Merve Erdem)の母国語であるトルコ語のタイトルで、田舎のフランス西部に流れるクルーズ川のそばで過ごした夏の間に書かれました。
トルコのミュージシャンであるフィクレット・クズロック(Fikret Kızılok)のエモーショナルと、ブラジルのジョアン・ジルベルト(João Gilbert)のリズムに影響されています。
マルチトラックのモノシンフォニック・シンセサイザーで和音コードを重ね、地中海の伝統楽器がユニゾンでメロディを奏でています。
「Abandoned」とは、「放置された」という意味を持ち、いつでもこの曲はセッションで残され放置されていたため、このタイトルが理にかなっていたのです。